カラオケのこぶし,しゃくり,フォールとは?意味や採点影響,出し方を解説


無料でボイトレ講師を探してみる!
↓画像をクリック↓

見つけるまでは完全無料です!
講師1,000人以上!


カラオケの採点機能でよく見かける こぶし、しゃくり、フォール とは一体何なのか?その意味、やり方などをまとめていきます。

こぶし、しゃくり、フォールとは?

そもそもこぶし、しゃくり、フォールとは何なのか??

これらは歌を上手く聴かせるには駆使したほうが良いテクニックのことです。

具体的には歌っているときの歌詞の始まりや途中、終わりなどに入れ込むテクニックで、こぶし、しゃくり、フォールはそれぞれ音程の変化のさせ方が違います。

歌が上手いか下手かは、ただ音程があっているかだけではありません。

同じようにキッチリ音程をとれていても、聞いていて「この人あまり上手くないな~」と思うこともありますよね。

では音程が取れてるのに歌が上手い人と下手な人は具体的に何が違うのか?

いろいろありますが、その内でも大きいのは、表現力の違いです。

一本調子に聞こえがちが歌を、こぶし、しゃくり、フォールといったテクニックを程よく入れ込むことで歌にバリエーションが生まれます。

カラオケ採点機能への影響

結論から言うと、こぶし、しゃくり、フォールといったテクニックはカラオケ採点に少なからず影響します。

LIVE DAM STADIUMまでの精密採点シリーズでは、そこまで点数に直接大きな影響はありませんでした(多少はある)が、LIVE DAM Aiの精密採点Aiからは採点基準が変わり、これらのテクニックは前よりも重要視されています。

特にしゃくりこぶしの回数が点数に影響しています。

それに加えて、精密採点Aiでは感性ボーナスが追加され、これはこぶし、しゃくり、フォール、さらにはビブラートの回数が多いほど高くなり、素点計算後の加点ボーナスが増えます。

カラオケの採点(特にDAM系の採点)で高得点を出すには欠かせないテクニックとなっています。

やりすぎは逆効果

歌を上手く聴かせるのにオススメのテクニック達ではありますが、やりすぎは逆効果です。

歌い方の癖がすごいな~という人がたまにいると思います。

それは「こぶし」「しゃくり」「フォール」、更には「ビブラート」などを入れすぎていたり、同じテクニックばっかりを常に入れ続けたりする人に多い印象です。

入れすぎると逆に下手に聞こえてしまうこともあるので注意が必要です。

原曲でどのようにこぶし等をいれているか?を聞いて、同じ場所でのみ入れるのがオススメですよ。

「こぶし」とは

ここからは、各テクニックが実際にどのような音程の挙動なのかを説明していきます。

「こぶし」というテクニックは演歌歌手がよく使用するテクニックですね。

「こぶしが効いてるね~」などという言い方を聞いたことがあると思います。

「こぶし」というのは、瞬間的に音を上下させてアクセントをつけることです。

勘違いされやすいのは、演歌でよく使用されるもう一つのテクニックである「うなり」を「こぶし」と思っているかたも多いです。(というか私がそう思ってました)

うなり」というのは、「あ~~~♪」と歌うところを、「は“ぁぁあ”“~~~♪」と歌って迫力をだす?ことであって「こぶし」とは違います。

音を上下させるので、ビブラート?と思う方もいるかもしれませんがそれも違います。

ビブラートは比較的ゆっくりと継続的に声を上下にゆらしますが、こぶしは瞬間的に上下させますので、聞いてる側としては声が上下したというよりも、“ブレた”という感覚に近いかと思います。

「こぶし」の音程を図で表すとこんな感じです。

こぶし音程イメージ

カラオケの精密採点だとこんなマークです。

採点のこぶしマーク

ビブラートについて詳しくはこちらのページでまとめていますのでご参考ください。

「しゃくり」とは

しゃくり」というのは、本来の音の高さよりも低い音をだしてから本来の音の高さに合わせこんでいくことです。

これは比較的簡単にできます。一発で出したい音程(音階)を出すのは難しいですが、適当に少し低めの音を出して、少しずつ高くしていって音程を合わせるイメージです。

逆に意識してないのに採点ではしゃくり判定ばかりされるというのもよくある話です。

しゃくりは、やり過ぎるとキレの悪い歌い方に聞こえてしまうことがあります。

自分の喉や声帯がどのくらい緊張していればこの音階がだせる!というのがわかっていないと無意識にしゃくりながら音を合わせることにもなります。

音程のイメージはこんな感じです。

しゃくり音程イメージ

カラオケ採点のしゃくりマークはこんな感じです。

カラオケ採点しゃくりマーク

「フォール」とは

フレーズの終わり等で、本来の音の高さから一気に音階をさげるテクニックです。

囁きの感じだったり、切ない感じだったり、あきれた感じなどを表現するのに使われることが多いですよね。

中途半端に音を下げると「音外してる??」と思われる可能性もあるので、下げるなら思い切って一気に下げるのがオススメです。

フォールをするコツとしては、最初のうちはフレーズの最後にため息混じりにしながら声を抜いてあげるイメージでやるとやりやすいですよ!

フォール音程イメージ

カラオケ採点のフォールマークはこんな感じですね。

カラオケ採点フォールマーク

まとめ

LIVE DAM Aiの精密採点Aiでは、特に「しゃくり」と「こぶし」の回数は多い方が素点が高くなる傾向にあります。

この二つは狙ってだせるようにしておくと、高得点を狙う際にとても有利ですよ!

ページをシェアする!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です