表現力の点数算出方法は前作から大きく変更されました。今回は計200件の採点記録から、表現力点がどのように算出されているかを推測してまとめました。
グラフを用いて説明していますので数字が苦手な方でも何となく理解いただける内容かと思います。
LIVE DAM Aiの精密採点Aiで高得点を狙う際の参考にして頂けると嬉しいです。
尚、今回使用したデータは私が歌唱したデータですので私の歌い方のクセが反映されている可能性があることはご了承ください。
精密採点Aiの総合的な攻略についてはこちらをご覧ください。
表現力を構成する項目
表現力に関する点数計算方法についてですが、今作のLIVE DAM Aiの精密採点Aiでは、LIVE DAM STADIUMの精密採点DX-Gから大きく変更されました。しかし、表現力を導き出す基本的な項目は変更ありません。
各項目がどのような物かを簡単に説明します。尚、こぶし、しゃくり、フォールとは何なのか?については詳しく解説したページがありますのでそちらをご参考ください。
項目は抑揚、しゃくり、こぶし、フォールの4つとなっており、これらの総合的な評価により表現力の点数が決まります。
抑揚
声の強弱のことです。表現力の点数構成で最も重要と考えられています。攻略方法については後述します。
しゃくり

音程を取るときに、下から音を取りに行くテクニックです。精密採点では1曲で使われた回数がカウントされます。
こぶし

簡単に言うと歌唱中に声をブレさせるテクニックです。声がクルっとなるイメージですね。こちらも1曲で使われた数がカウントされます。
フォール

音程を取った後、最後に音程を落とすテクニックです。これは点数にあまり重要視されていない可能性が高いです。
抑揚の攻略方法
前作と同様に、表現力の点数を上げるうえで最も重要とされている項目です。
精密採点Aiの結果画面でも一番左に表示されています。

抑揚の点数は100点満点で評価されます。
攻略方法は前作と同様です。Aメロとサビで強弱を分けるよりも、1画面ごとに強く歌う箇所、弱く歌う箇所を作ることで高得点を狙うことができるようです。
ただし、前作と変更された箇所が2つ見受けられます。
1つは前作ほど大げさに強弱をつけなくても抑揚の高得点を取ることができるようになったことです。この変更により、普段から抑揚をつけて歌える人は気にしなくてもある程度高得点がとれるようになりました。
2つめは、前作で攻略法として多用されていた、マイクを離したり近づけたりする方法は通用しにくくなりました。まったく通用しないわけではありませんが、やり過ぎると採点後の分析レポートで注意されることがあります。小手先で高得点が取れないように改善されたと考えられます。
表現力点数と抑揚の関係
表現力の点数と抑揚の点数は比例していると考えるのが普通と思います。
まずは200個のデータをすべてグラフ化して二つの関係を比較した結果です。
青い実線が表現力点数の実データ、点線が近似線です。一方、オレンジ色は抑揚点数を示しています。

グラフは右に行けばいくほど、抑揚点が高くなるように配置しています。
グラフの近似線を見てわかる通り、表現力点数と抑揚点数は概ね比例関係にあることがわかります。(グラフの右の方が、青い点線が高くなっている)
つまり、抑揚点数が高ければ基本的に表現力点数は高くなるはずということです。(当たり前ですが・・・)ここまでは予想通りですね。
もう少し詳しく見たときに気になるのが、表現力点が激しく上下している箇所です。ここでは抑揚点数に対して、本来なるべき表現力点数になっていないと考えられます。

要するに、赤枠で囲った部分は別の要素で減点されている、または本来の加算がされていないということになります。
どっちでもいいですが、ここでは取り合えず減点ということで話を進めます。
前作では抑揚さえ高得点を取れれば自ずと表現力点数も高得点になっていましたが、今作ではそうはいかないようです。
表現力点数の減点要素を無くす方法(重要)
前項で説明した減点要素となり得る項目は、ユーザーが見えている範囲では、しゃくり、こぶし、フォールになります。これらは回数カウントですので、最低限必要な回数があると推測できます。
フォールの表現力点数への影響
フォールは表現力点数にほぼ無関係とよく言われます。下記データではフォールを0回又は1回しかしていませんが、表現力点数で高得点を出せていることから、確かに無視して良い項目と言えます。

しゃくりとこぶしの最低必要回数
残るはしゃくりとこぶしですので、こちらの最低減必要な回数を推測していきます。
まずは本来の表現力点数が発揮されていると思われる、表現力(青線)のピーク点のみを抽出してみます。

大分スッキリしたグラフになりました。恐らく本来はこのようなグラフになるべきなのだと思います。
次にこの抽出したデータと、抽出されて残ったデータを比較してみます。

どちらも左が残ったデータ(表現力点が低いデータ)約170回分、右が抽出したデータ(表現力点が高いデータ)約30回分となります。
青●が最低値、緑●が平均値、赤●が最高値です。
この結果から、しゃくりは最低でも40回程度、できれば60回程度は必要。
こぶしは最低でも11回程度、できれば17回程度は必要と考えられます。よって、
しゃくりとこぶしを入れるのが苦手な方は、まずは40回&10回を目指しましょう。そうすれば極端に減点されることは無いと思われます。
確実に高得点を狙うならしゃくりもこぶしも多ければ多いほど良いですが、少なくともしゃくり60回、こぶし17回は軽く超える必要があります。欲を言えば60回&30回を超えられると間違いないと思います。
こぶしが得意な場合は??
私の歌い方は、しゃくりが多く、こぶしが極端に少ない傾向です。私と同じような傾向で歌う方は前項で説明した内容がマッチすると思いますが、こぶしが極端に多い歌い方をする場合は少し変わってくるようです。
例えば、今回集計したデータの中に、少し違う傾向のデータが1つありました。表現力点が抑揚点数に対して高い結果でしたが、傾向が違うため集計からは除外しました。実際の数値は次の通りです。

しゃくりが37回と少ないですが、こぶしは全データで一番多い結果でした。
このデータから、こぶしを30回以上、又はさらに多く入れることができればしゃくりの最低必要数はもっと下がることになります。
こぶしが得意な方はしゃくりを一生懸命入れるよりも、こぶしをどんどん増やした方が効率的に高得点を狙っていけることがわかります。
まとめ
今回のサンプル数は200程度ですが、この分析から下記の傾向がわかりました。
- 抑揚高得点を取っても、しゃくりとこぶしの回数が少ないと表現力点が減点される。
つまり、表現力点で高得点を取るには…
- 抑揚高得点は必須。
- しゃくりが得意な人は60回以上、こぶしは17回以上必要
- ただし、こぶしが得意な人はこぶしの回数を増やすことでしゃくりの回数はもっと減らしても高得点を狙えるっぽい
- しゃくり60回以上、こぶし30回以上入れられるなら間違い無い
このページにより、採点マニアの皆様のカラオケライフが少しでも充実することを願っています。
以上、ましゅーでした。
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