その中で、「自宅で大きな声を出せないので歌の練習ができない」という悩みを聞くことがよくあります。
- 住んでいるアパートの壁が薄いため、あまり大きな声を出せない
- 実家のため、大きな声を聞かれるのが恥ずかしい
- カラオケで練習するにも家から遠い
- カラオケに通うお金がない
といった様々な問題があるようです。
そんな悩みを解決するための練習方法を、気持ち的にもお金のハードル的にも低い順に紹介したいと思います。(あくまで主観です)
1. お風呂場
まずは気軽にお風呂場です。
みなさんもお風呂に入った時につい鼻歌を歌ったり、湯船につかって気持ちよく歌ったりしたことがあるのではないでしょうか。
反響するので、上手く聞こえることもポイントですね。
全力で大きな声で歌えるかは微妙ですが、全く練習しないよりはいいのかな、と思います。
2. クローゼット
自宅のクローゼットの中に入って歌います。
洋服(布)は音を吸うので、理にかなったやり方ではありますが、、
この方法は、私が以前テレビでやっている人を見たことがある位で、リアルで実践している人は聞いたことがないです…
一応、無料でできる方法ということで紹介しましたw
工夫次第ではいい練習場所になるかもしれません。
3. 消音機能付きメガホン
私が教えている生徒さんが使っていました。
何度かこの方法を聞いたことがあるので、割とメジャーなようです。
家に家族がいて練習できない、大きな声を出すと恥ずかしいという人におすすめです。
一度購入すれば、ずっと使えるところもコスパ的にいいのではないでしょうか。
4. 遮音シート・吸音パネル・防音カーペット
これも生徒さんが使用していました。
歌の練習は大丈夫でしたが、クラリネットの練習をしたら苦情がきたそうです。
このことからも、完璧な防音というよりは、大きな音を軽減してくれるグッズという認識が
よさそうですね。
貼り方や貼る枚数によっても効果が違うと思いますが、ひと部屋全てに設置しようとすると結構な量が必要になります。
5. カラオケに行く
予算の都合や家から遠いという人以外には真っ先におススメする方法です。
午前中など、安い時間帯を利用してなるべくお金をかけずに練習することもできます。
周りを気にせず声を出せますし、採点機能を使えば客観的に上手い・ヘタの判断もできます。
家の近くにカラオケがある人など、気軽に行ける人にはいい方法でしょう。
頻繁にカラオケに行ける人は、衛生面からもマイマイクを持つといいと思います。
人気のあるマイクはこちら(有線)
ワイヤレスのマイクについてはこちらの記事をご覧ください。
6. スタジオを借りる
各ミュージックスクールのスタジオや練習室を借りたり、バンドマン御用達のスタジオを借りる方法です。(NOAH等)
料金は1時間1000〜2000円前後かかるイメージで様々です。
ピアノが設置されているスタジオもあります。(フォルテ等)
少し変わったところで、公共の劇場に併設したスタジオもあります。(北とぴあ等)
防音室完備なので、こちらも周りを気にせず歌うことができるでしょう。
スタジオにはピアノやキーボードが部屋に備わっている場合も多いので、
ピアノの弾き語りの練習等にもいいですね。
その他スタジオによっては、マイクやドラムをレンタルするのに別料金がかかります。
7. 防音室を設置
最終的になにがなんでも家に練習する環境を整えたい人には防音室がおすすめです。
一人用の小さめのタイプから、グランドピアノが置けるような大きなものまであります。
こちらは簡易防音室です。
ちなみに私の友人のプロの楽器奏者は、家を建てる際に一部屋丸々防音室にしたそうです。
思いきってリフォームするという手もあるかもしれません。
まとめ
家で歌の練習ができない!という人のために練習場所や練習方法を紹介しました。
若者や学生さんは限られたおこづかいの中で練習場所を確保したり、練習環境を整えるのは大変だと思います。また、周囲への騒音が気になって大きな声を出せない人も多いと思います。
ですがやはり練習しないと歌は上手くなりません。
自分なりに取り入れられそうな方法がありましたら試してみてくださいね。
組み合わせるのもいいと思います。
他にもこんな方法があるよ!というアイデア等ありましたら、
お気軽にコメントお待ちしています♪
コンにちは!みるきーです。
ボイストレーナーとして専門学校や声優養成所で歌を教えたり、
ミュージカルの歌唱指導をしています。