オク下で歌っても採点で高得点をとることができるのか?疑問に思うことありますよね!
オク下が悪いことのように言うひともいますが、決してそんなことはありません。あえてオク下で歌うことなんてよくある話です。
ですが採点に影響するなら別ですよね。
ということで、今回は第一興商さんのLIVE DAM STADIUMの採点機能「精密採点DX-G」を使って、オク下歌唱でも音程は正確だと判断されるのか?について検証してみようと思います。
オク下についての解説は以下の記事で説明しています。
精密採点DX-Gの音程正確率について
カラオケ番組でよく使用されている採点システムが、LIVEDAM系の精密採点機能ですね。
ひと昔前までのこういった採点機能はシステムがすごくラフで、適当に歌っても高得点が取れたりしていましたが、この精密採点においてはそうはいきません。
精密採点ではロングトーンやビブラートの上手さ、抑揚の付け方など細かな採点項目が用意されており、人が聴いて上手いと思う歌が比較的高得点になるように精密に作られています。
しかし、それら表現力要素は機械での分析はすごく難しいので、プログラムを理解することで抜け穴を見つけることができます。
裏技というやつですね。
しかし、音程に関しては表現力とは逆に、機械で測定したほうが正確だとおもいます。
精密採点の音程正確率項目については、歌唱中画面上に音程バーなるものが出てきて、自分の声が音程にあっているのか確認しながら歌えますが、実は音程バーが合っているだけでは高得点を取るには不十分です。
歌唱中1画面を歌い終わるごとに、音程バーの上をキラキラが流れていきます。そのキラキラの色によっても正確率を細分化されており、虹色が一番良いとされています。(あまりにも音程がズレているとキラキラはでません)
私の推測ですが、音程バーはカラオケを適度に楽しむ大衆向けに設けられており、キラキラについてはコアに楽しむ高得点狙いの人等を顧客ターゲットに用意されているのでは?とおもいます。
オク下でも音程正確率は取れる!?
前項の通り、精密採点の音程正確率は結構シビアです。
そこで、オク下でも音程は正確だと判断されるのか?と思い、いろいろ調べてみましたが、どうやらオク下でもドレミファソラシドが合っていれば音程は正確だと判断されるようです。
フリーの音域測定ソフトを使用したことがありますが、そのソフトではどこのドレミファソラシドなのか?まで正確に測定できていることを考えると、技術的には全く問題ないはず。
推測ですが、カラオケユーザーには実際オク下で気づかず歌っている方もたくさんいますし、あえてオク下で歌う場面というのもある事を考慮して、オク下でもOKという設定にしてるのかなとおもいます。
実際にオク下で採点を試してみた
とはいえ本当に採点ではオク下でも「音程が正確です」と判断されるの?と思い、LIVE DAM STADIUMの精密採点DX-Gで、実際に歌って試してみました。
曲は今井美樹さんのPEACE OF MY WISHです。
1番はオク下で歌い、2番からは原キーで歌ってみました。
結果は画像の通り。
音源はこちら
「音程はほぼパーフェクト。」らしいです。
採点結果については高得点とは言えませんが、、、、
2枚目画像上部の音程正確率のグラフですが、前半部分で正確率が下がっている赤○部分もありますが、その後100%の黄○の箇所もあることから、オク下で歌いなれていないから単純に音程を外してしまっただけかと思います。
よって、オク下で歌っても、ちゃんとオク下の音程を取れてさえいれば、採点で高得点を狙えるということになります。
また、この曲だといつも大体このくらいの点数ですので、点数への影響もなさそうです。
大まかな検証で恐縮ですが、オク下で歌ったからといって点数が下がるということはないことが確認できました。
以上、ましゅーでした。
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